手話技能検定
手話技能検定とは、自分がどのくらいの手話能力があるのかを試される検定です。
自分に英語力がどのくらいあるのかを試される試験に英検であり、自分に
どのくらいの計算能力などがあるのかを試されるのが数学検定です。
これらと同様に、手話技能検定では、手話による会話力が試されることに
なります。
手話技能検定とはNPO手話技能検定協会が主催している民間資格。
これと似た資格に全国手話検定試験がありますが、こちらは社会福祉法人
全国手話研修センターが実施している民間資格になります。
そして、手話通訳士の資格もありますが、こちらは手話通訳技能認定試験に
合格することにより取得することができます。
手話通訳士は民間資格ではなく公的資格であり、手話通訳士の資格を取得して
おくと、裁判や政見放送を手話で通訳することができます。
手話技能検定には1級から7級まであり、7級は在宅受験で取得することが
できます。
また、難易度ですが、7級よりも1級のほうが高く、難易度が高くなるほど、
単語数や基本例文数も多くなります。
そして、手話技能検定は準2級までは筆記試験のみなのですが、2級以上になると
実技試験が加わります。
ですから、上級を目指せば目指すほど、受験対策が必要になります。